火災保険の申請をすると調査にやってくる損害保険登録鑑定人とは?

損害保険登録鑑定人とは

火災保険の申請をしたときにやってくる損害保険登録鑑定人とはどういった人なのか。また、その調査を踏まえ、保険会社はどのように審査をしているのか気になるところです。今回は、そういったなかなか見えにくい部分の解説をしていきます。

目次

損害保険登録鑑定人とは?

火災保険申請をした時に、現場検証のために保険会社から派遣されてくる職員がいます。

この職員は保険会社の社員ではなく、“損害保険鑑定人”と呼ばれている人で、保険会社から依頼を受けて、どれくらいの被害が出ているかを第三者的目線で調査・判断をする仕事をしています。

保険会社ではなく、専門の鑑定会社というものが存在し、その会社に所属している人です。

実際の損害額の査定は、損害保険鑑定人のレポートがベースになります。

具体的な作業としては、被害が出ている住宅の現場に行って写真を撮影し、図面を引いて被害状況を確認し、後日レポートを作成して保険会社に提出します。そのため、火災保険が下りるかどうかの判断が出るまでに、相応の時間がかかります。

損害保険登録鑑定人の作業
  1. 建物の被害状況の確認
  2. 調査を踏まえたレポートの作成

保険会社の審査の仕事

損害保険鑑定人が被害状況を確認し、レポートを作成している間に、保険会社の事務方ではほかの作業を進めています。

契約内容の確認をしたり、契約されている建物の現在の評価額(時価)などをチェックしたりしています。

また、登記簿謄本上の所有者と契約上の所有者に間違いはないか、免責金額はどのような契約になっているかなども確認します。

そして大事なのが、掛け金がしっかり支払われているかどうかです。

特に月払いの場合、連続して銀行引き落としが不能になっている状態が続いていると、保険金が支払われないことがあるので注意が必要です。

保険会社の確認作業
  1. 契約内容の確認
  2. 建物の現在の評価額の確認
  3. 保険金が支払われているか

損害が認められなかった場合

誰が見ても経年劣化とわかるなど、どうしようもないケースもありますが、損害箇所の調査や申請のプロセスを変更することによって、火災保険がおりる可能性があります。

損害が認められなかった場合にやるべきこと
STEP
保険会社や代理店の窓口(担当者)の変更を依頼する

説明が不明瞭だったり、こちらの主張を聞き入れる姿勢が全くなかったり、保険会社や代理店の担当者の対応に納得が行かない場合は、変更を依頼しましょう。
誠実な対応をしてくれる担当者であれば、例え保険が支払われないことになっても納得できますね。

STEP
鑑定会社(鑑定人)変更を依頼する

先述した通り、鑑定は保険会社の社員ではなく、保険会社から依頼を受けた損害保険登録鑑定人が行います。
この鑑定ですが、残念ながらかなりの個人差が生じるのです。
また注意すべきは鑑定能力の問題以前に、保険会社の意向を重視して鑑定結果を出す人や、現場をしっかりと見ずに鑑定をしようとする人もいます。
説明に納得がいかない場合や、現場の調査があまりにもいい加減だと感じた場合などは、鑑定会社(鑑定人)の変更を依頼し、再鑑定をしてもらいましょう。

STEP
専門の業者に依頼する

専門の業者に被害箇所の確認や鑑定人との交渉を依頼することにより、経年劣化といわれた箇所が自然災害のものであったと認められたり、新たな損害箇所が見つかって保険金の支払額が増えたりする可能性があります。
被害箇所の確認や鑑定人との交渉と言った作業は、素人だけで行うのは大変難しいのです。
保険金が支払われないと言われたタイミングではなく、はじめに申請をする段階で保険申請のプロに相談すると、より短期間で納得のいく保険金を受け取りやすくなるでしょう。

火災保険申請サポート会社の強み

損害保険会社側には”損害保険登録鑑定人”がいますが、被災者側の立場にたったサポーターが存在しません。請求をする準備段階である建物損傷/損害調査、また被災状況の確認資料作成等を親身になってアドバイスしてくれる専門家が不在です。そこで被災者の立場にたって一連の保険請求業務をサポートしてくれる存在が必要になってきます。 損害箇所が補償の対象か、保険金がいくらかを判断するのは、保険のプロである保険会社です。素人がプロを説得して保険金をもらうという時点で、審査落ちのリスクも高く、加入者側がかなり損をしやすい構造です。

専門家による火災保険会社への説明が有るか無いかで審査結果が大きく変わるのであれば、サポートを受ける必要性はご理解頂けると思います。

最後になりますが弊社は全国各地にに地域の調査パートナーが活動している為、地域ごとの特性や状況も熟知しております。
よって保険会社への対応もスムーズに的確に行うことが出来る為、少しでも認定率を上げれる体制になっております。

手数料25%
火災保険申請サポート
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この記事を書いた人

火災保険申請サポート窓口です。
年間損害調査1000件以上の実績から皆様に少しでも有益な情報をお届けできればと思います。もちろん損害調査は無料で行います。また、手数料も完全成果報酬、業界最安値水準の25%で火災保険申請サポートを承ります。



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