2024年の日本各地の大雪をまとめています。この記事では、その被害の全体像を概観し、火災保険がカバーする「雪災」や「雪害」に焦点を当てます。雪災による建物や家財の損害にどのように対応するか、また将来の災害に備えるための重要な情報を提供します。
1月8日【北海道】 大雪
- 小樽では1月7日の日降雪量が観測史上3位となる69cmとなり、28年ぶりの大雪。
- 北海道豊浦町では8日朝までの24時間に70センチ前後と、統計史上一番の大雪となる。
100㎝以上の積雪の地域
順位 | 地点名 | 日最深積雪 | 観測時刻 | 地方 |
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1 | 幌糠(ほろぬか) | 178cm | 06:00 | 留萌地方 |
2 | 朱鞠内(しゅまりない) | 155cm | 07:00 | 上川地方 |
3 | 幌加内(ほろかない) | 153cm | 07:00 | 上川地方 |
4 | 石狩沼田(いしかりぬまた) | 127cm | 07:00 | 空知地方 |
5 | 倶知安(くっちゃん) | 125cm | 07:00 | 後志地方 |
6 | 蘭越(らんこし) | 113cm | 01:00 | 後志地方 |
7 | 赤井川(あかいがわ) | 102cm | 07:00 | 後志地方 |
※データ札幌管区気象台
雪害は、火災保険の補償対象のひとつです。
雪災とは、雪の重みや落下などによる事故または雪崩のことをいい、融雪水の漏入や凍結、融雪洪水、除雪作業による事故は除かれます。つまり、雪による被害でも雪災補償の対象外となる被害があるということです。
雪害で、自宅や家財に被害が生じた場合は、火災保険の「雪災補償」で補償されます。「風災・雹(ひょう)災・雪災」はセットになっていて、多くの火災保険で、加入すると初めからついている補償です。

たとえば、雪解けによる洪水(融雪洪水)で自宅に損害があった場合は、火災保険の「水災補償」で補償されます。火災保険に「水災補償」をつけていると補償されます。
雪災による被害とは?
具体的な例としては、以下のような被害です。
- 屋根が雪の重みで壊れた、変形した
- 積もった雪の圧力で窓ガラスが割れた
- 隣家からの落雪で自宅の壁や塀が壊れた
- カーポート(車庫)、物置などが大雪の重みによって壊れた
- アンテナや雨どい、太陽光パネルなどが大雪によって壊れた
- 給湯器、室外機が大雪のせいで故障した
- 近くの山や爆弾低気圧によって発生した雪崩による建物の被害
- 大雪で雨どいが歪んだ
- 積雪により塀やフェンスが壊れた
その他にも強風によって上記のような被害が出た場合、風災として火災保険を適用することができます。

自然災害による被害が出たときの火災保険の申請手順
まず被害状況の確認をする。
そして最初に「被害箇所の写真」「被害発生日時と原因のメモ」を必ず残すようにしてください。
この被害状況の説明ができなければ、保険金を受け取ることができません。
ページ下部のお申込フォームからお申込、またはお電話にてお問い合わせ下さい。
現地調査の日程調整のため、お申込から1営業日以内に担当者よりご連絡させて頂きます。ご都合のよい日時をお伝え下さい。
破損個所が火災保険の適用個所になるか専門スタッフが現地に伺い、30分~1時間程度調査を実施致します。申請可否については調査完了後、お伝えさせて頂きます。※被災箇所が見受けられない場合はその場でサポート終了とし、費用の請求等は一切ございませんのでご安心下さい。
自然災害により家屋の被害を受けた旨をご加入中の保険会社様にご連絡(事故受付連絡)頂き、申請に必要な書類を取り寄せていただきます。
調査内容をもとに修繕見積書と調査報告書をお客様へお送りいたしますので、申請書類と一緒に保険会社に送付頂きます。
申請資料を元に審査が行われますが、指摘事項があった場合、保険会社や鑑定人に対して被害状況の説明を行います。
保険会社様の回答の結果、損傷が認められた場合、保険会社様からご入金がございますので、ご確認ください。
保険会社様よりご入金額が確認できましたら、弊社よりご請求書をお送りいたしますので、手数料送金ください。申請内容が認められないなどの理由で、保険金が受け取れなかった場合は一切費用はいただいておりません。
~保険金の申請から給付(受給)までは平均1ヶ月~2ヶ月程度~