【2023トルコ・シリア大地震】その特徴は? 日本で起きたら?火災保険を使う備えを

家族の安全を確認

2023年2月6日トルコ南部のシリア国境付近で大地震が起き、発生から2週間以上がたち死者が5万人を超え、被害はさらに拡大しそうです。専門家の分析では内陸地震としては世界最大規模で、同じ揺れが襲うと日本でも大きな被害が出る可能性があるなど、その特徴が明らかになってきました。

同じ「地震国」に住む私たちにとっても決して他人事ではありません。いつ同じような地震が自分の身に降りかかってきてもいいように備えをしておくことが大事です。

目次

トルコ・シリア大地震の規模

米地質調査所によると、最初の地震の規模はマグニチュード7.8、その約9時間後にM7.5の余震が起きたそうです。東北大などの分析では、最初の地震のエネルギーは2016年の熊本地震の16倍、阪神大震災の約22倍に上るそうです。日本の気象庁の震度に換算すると、一部で最大の震度7相当の強い揺れが起きていたといいます。

東日本大震災はマグニチュード9.0です。

理科年表によると、今世紀の地震による死者・行方不明数は多い順に
▽ハイチ(2010年)31万6000人
▽スマトラ沖(04年)22万7898人
▽パキスタン(05年)8万6000人以上
▽中国・四川(08年)6万9227人
▽イラン・バム(03年)4万3200人。

今回の地震はこれらの中で5番目となっています。


このように突然、大きな地震が発生したとき、冷静に対応するのは難しいものです。しかし、一瞬の判断が生死を分けることもあります。いざというとき「あわてず、落ち着いて」行動するために、やるべき行動パターンを覚えておきましょう。

地震発生直後にまずやること

地震発生直後(0~2分)~身の安全が最優先~

揺れを感じたり、緊急地震速報を確認したときは、身の安全を最優先に行動しましょう。丈夫なテーブルの下や、物が落ちてきたり倒れてこない場所に身を寄せ、揺れがおさまるまで様子を見ること。揺れが激しいときは無理をせず、大きな揺れがおさまってから火の始末をして下さい。また、ドアや窓を開けて逃げ道を確保することも重要です。

身の安全が最優先

発生直後(2分~10分)~家族の安全確保~

①速やかに火の始末、初期消火

火元を確認し、出火していたら初期消火をし、ガスコンロやストーブなどの火の始末をする。もし火災が発生したら、消火器などを使用して消火してください。

火の始末、初期消火

②家族の安全を確認

家の中でも特に安全な場所に移動してください。

家族の安全を確認

③余震に注意

屋内で転倒・落下した家具類やガラスの破片などに注意して過ごしてください。瓦、窓ガラス、看板などが落ちてくる可能性がありますので、外に飛び出さない。

余震に注意

④テレビ・ラジオ・スマホなどで正しい情報を確認

安全確保ができたら状況を把握すること。

テレビ・ラジオ・スマホなどで正しい情報を確認

⑤家屋倒壊などのおそれがあれば避難する

屋外で揺れを感じたら、ブロック塀などには近寄らないでください。

家屋倒壊などのおそれがあれば避難する

発生直後(10分~)~隣近所の救出・救護~

①隣近所の安否を確認

自分に余裕ができたら、特に一人暮らしの高齢者や、要配慮者がいる家には積極的に声をかけて安否を確認してください。また、近隣で火が出ていたら大声で知らせ、協力して消火活動をしましょう。

隣近所の安否を確認

②壊れた家には入らない

倒壊家屋や転倒家具などの下敷きになった人を近隣で協力して救出・救護することができるならいいですが、安全が確保できなければ、無理に救出に行くと二次被害に遭うことがあります。

壊れた家には入らない

火災や津波のおそれがあり、非難が必要

避難するときは、非常持出品以外の無駄な荷物を持たないようにしましょう。また、テレビ・ラジオ、スマホからの正しい情報を確認し、冷静に行動することです。地域に大規模な火災の危険が迫り、身の危険を感じたら、広域避難場所に避難することも念頭に置いてください。沿岸部では、大きな揺れを感じたり、津波警報が出されたりしたら、高台などの安全な場所に素早く避難することも大事です。

火災や津波

地震発生に備えてできる安全対策

地震の時は家の中だから安全というわけではなく、意外に危険なものがたくさんあります。地震のときに家具が倒れ、いざ避難しようとしたときに家具が出口をふさぐようなことや、寝室の本棚が倒れてきて下敷きになってしまい、身動きが取れなくなるなどの危険があります。だからこそ、日ごろから家具を固定するなどの安全対策が必要です。できることから実践し、たえず見直しながら安全を高めていきましょう。

安全対策例

家の中に、家具のない安全なスペースを確保する

家の中に、家具のない安全なスペース

少しでも安全なスペースができるように配置を換えること。

出入り口や通路にはものを置かない

出入り口や通路にはものを置かない

安全に避難できるように、玄関など出入り口やその導線には背の高い倒れやすいものを置かない。

寝室や子ども・高齢者・障害者がいる部屋には、倒れそうな家具を置かない

倒れそうな家具を置かない

 就寝中に地震が発生した場合、逃げ遅れるおそれが高いので注意してください。どうしても置かざるを得ないときには、家具やテレビなどは壁などに固定してください。

家具の転倒や落下を防止する対策を講じる

家具の転倒や落下を防止する対策

家具と壁や柱の間に隙間があると倒れやすくなりますので、壁などに固定することも大事です。また、家具の上に落ちやすいものを置かないようにしましょう。

地震が落ち着いたらやるべきこと

(保険申請のために)

地震保険に加入していると、地震による被害を受けた際、保険金が受け取れます。ても、正しく対処しないともらえる保険金ももらえなくなってしまいますので、気をつけてください。

①被害状況の写真を撮影しておく

地震によって被害を受けたことを証明する必要があります。家の中で散乱した食器などを片付ける前にその被害の状況証拠を写真などにとっておきましょう。

②早めに保険会社に連絡することが大切

期限は3年ありますが、遅くなると地震による損害なのか、経年劣化によって生じた損害なのか判定しづらくなり、審査が難しくなります。そのため、地震での損害に気づいたら、なるべく早めに行動することを心がけましょう。

③火災保険申請サポートを活用する

保険の申請の際、急な被災のため、ほとんどの方が保険会社の言われるがままに対応しがちです。損害保険会社側には”損害保険登録鑑定人”がいますが、被災者側の立場にたったサポーターが存在しません。請求をする準備段階である建物損傷/損害調査、また被災状況の確認資料作成等を親身になってアドバイスしてくれる専門家が不在です。そこで被災者の立場にたって一連の保険請求業務をサポートしてくれる存在が必要になってきます。国家資格を持った建築士や建築設計のプロフェッショナル等の存在が必要になります。

地震保険 判定基準

地震保険 判定基準

地震保険申請の詳細については下記記事をご覧ください。

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    この記事を書いた人

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