2023年12月18日　寒波到来　北海道・東北などで記録的な大雪

2023年12月19日

2023年12月18日、日本の北海道、東北、北陸地方では大雪が観測されました。これらの地域では、時速120キロメートルに達する強風も吹き荒れ、交通への影響や電線への積雪による停電、雪崩のリスクも高まっていました。気象庁は、不要不急の外出を控えるようにと呼びかけていました。

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各地の降雪状況

各地の降雪

新潟県
- 津南町で５３センチ、魚沼市守門で４３センチ、湯沢町で３８センチ

秋田県大館市

北海道留萌市
- 24時間の降雪量が観測史上1位を記録。17日午後6時に7センチだった積雪は、75センチにまで到達。かいても、かいても雪は減りません。
北海道増毛町
- 非常に強い風が吹き、最大瞬間風速が38メートルを記録しました。北海道の日本海側では局地的に猛吹雪になる可能性がありました。
山形県酒田市
- 非常に強い風が吹き、最大瞬間風速が32.4メートルを記録しました。

新潟県では24時間で最大70センチメートル、北海道と東北で50センチメートル、北陸で40センチメートルの降雪が予想されていました。

各地の被害

鳥取県湯梨浜町では、海上に竜巻のような柱状の雲が確認されました。

秋田県五城目町では、70代の女性が風にあおられて転倒し、足の骨を折る事故がありました。また、秋田市山王では強風で建物の屋根がめくれあがる被害が発生しました。

関東北部では、建物の足場が風により倒れる事故があり、近隣住民に避難が呼びかけられました。

北海道三笠市では、大雪の影響で約10台の車が立往生しましたが、後に除雪車の出動により立往生は解消されました。

対策には気を付けて

これらの厳しい気象条件により、車を運転する際には緊急時に備えた準備が推奨されました。これには、暖かい衣類、毛布、飲料水、非常食、モバイルバッテリー、ブースターケーブル、牽引ロープ、タイヤチェーン、手袋、長靴、スコップなどが含まれています。また、車が雪に埋まった場合の一酸化炭素中毒のリスクについても警告が発せられました。具体的には、エンジンを動かして暖を取る際には、マフラーが雪に埋まらないように、定期的に除雪することが重要です。

週末にかけて、北日本や北陸地方では強い寒気が流れ込むため、大雪や暴風に警戒が必要です。また、太平洋側の地域でも積雪が予想され、これが交通に影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。来週に入っても寒気の影響は続く見込みで、大雪や厳しい寒さに引き続き注意が求められます。このような気象条件下では、最新の天気予報や注意報に注意を払い、外出や活動を計画する際には安全を最優先に考えることが重要です。

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もしも雪の被害に遭ったら（やるべきこと９選）

雪の被害に遭った時の対応には、以下のステップが含まれます。

安全の確保：まず、自身と周囲の人々の安全を確認します。特に、屋根からの落雪や、雪の重みによる建物の損傷のリスクがある場合は、安全な場所に移動することが重要です。
緊急サービスへの通報：重大な被害や怪我がある場合は、すぐに緊急サービス（救急車、消防、警察など）に連絡します。
情報収集：地方自治体や気象庁のウェブサイト、ニュースメディアから最新の情報を収集し、引き続き発生する可能性のある危険や、対応策について把握します。
被害状況の記録：安全が確保されたら、被害状況を写真やビデオで記録します。これは保険請求や復旧作業の際に役立つ可能性があります。
雪の除去：屋根や歩道の雪を安全に除去します。重い雪を取り除く際には、適切な道具を使用し、体に負担をかけないように注意します。
隣人との協力：隣人やコミュニティと連携し、互いに支援を提供します。特に高齢者や体の不自由な人々がいる場合は、彼らの安全と必要なサポートを確認することが重要です。
保険会社への連絡：住宅や車両の被害がある場合、保険会社に連絡して、請求プロセスを開始します。
復旧計画：被害の規模を評価し、復旧計画を立てます。場合によっては、専門家の助けを借りる必要があります。
緊急キットの再確認：緊急時に備えて、食料、水、暖房用品、医薬品、懐中電灯などの備蓄品を確認し、必要に応じて補充します。