2024年 台風災害まとめ(台風・洪水被害)火災保険対象

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8月12日 台風5号 被害

3連休最終日の12日、台風5号が東北を横断、記録的な大雨となりました。

2024年の台風5号は東北地方に大きな影響を与え、特に岩手県では甚大な被害が報告されています。台風は非常にゆっくりとした速度で進行し、大雨による土砂災害や川の増水、氾濫の危険が非常に高まっていました。特に岩手県では、久慈市を流れる長内川が氾濫危険水位を超え、ダムの緊急放流も行われました。

また、台風5号による雨量は記録的で、東北地方の一部では月間降水量の2倍を超える大雨が続き、川の氾濫や土砂災害に対して厳重な警戒が呼びかけられていました。

8月16日 台風7号 被害

お盆期間中の16日、台風7号が近畿地方を中心に上陸・通過し、西日本を中心に広範囲で被害が発生しました。特に兵庫県、京都府、奈良県では猛烈な雨により、住宅地の浸水や河川の氾濫が報告されています。
また、風も非常に強く、多くの住宅で屋根瓦の飛散や窓ガラスの破損などが確認され、火災保険の「風災」や「水災」の対象となる被害が多く発生しました。近畿地方では一部地域で床上浸水も相次ぎ、被災者への支援体制が強化されました。

9月3日 台風11号 被害

9月初旬、台風11号が九州地方に接近し、特に長崎県と佐賀県で豪雨による浸水被害が集中しました。河川の急激な増水により、住宅街や商業施設が冠水し、床上・床下浸水が多発。
風も強く、倒木や電柱の倒壊、さらには停電が広範囲に発生しました。九州北部では土砂災害警戒区域での避難指示が相次ぎ、人的・物的被害が大きくなりました。

10月1日 台風13号 被害

10月に入っても勢力の強い台風が続き、台風13号は関東地方に強風と豪雨をもたらしました。特に千葉県では沿岸部を中心に風速30メートルを超える暴風が吹き荒れ、カーポートの倒壊、外壁の破損、ベランダの飛散物によるガラス破損などが発生。
また、神奈川県や茨城県では一時的に鉄道や高速道路がストップするなど、都市機能への影響も出ました。台風の風雨により、多くの住宅が火災保険の適用対象となる損害を受けました。

10月12日 台風14号 被害

台風14号は南西諸島を通過したのち、四国から東海地方にかけて接近し、局地的な豪雨を引き起こしました。特に高知県や三重県では、短時間に100ミリを超える雨が降り、山間部では土砂崩れが相次ぎました。
また、住宅地の一部では側溝の排水が追いつかず、床下浸水の被害が多く報告されています。火災保険における「水災」の補償対象となるケースが多く見られました。

台風被害には火災保険を

火災保険の補償範囲(強風、洪水・集中豪雨・土砂崩れによる損害)

・強風による被害は『風災補償』(例:飛来物等で、損傷)
・突然の集中豪雨や河川の氾濫による建物浸水、土砂崩れによる建物の流失の被害に遭った場合、火災保険で補償されるのは『水災補償』

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