突然の台風や地震などの自然災害でご自宅に損害が出てしまった時に、普通なら慌ててしまい、どうしていいのかわからないと思います。しかし、身の安全を確保したらやるべきことはやり、保険金を受け取りましょう。
ちょっとした申請の仕方の違いで、受取金額に大きな差が生まれるかもしれません。今回は、自然災害(風、雨、雪、地震など)に遭ったときのやるべきことを解説していきます。
- 被害に遭ったら必ずすべきこと
- 火災保険の申請方法
- 火災保険申請サポートの利用
自然災害の被害にあったらまずすべきこと
安全確保
自然災害の被害にあったときにしなければならないのは、なんといってもまずはご自身やご家族の安全確保が大事になります。
被害状況の確認、写真の撮影
自然災害の後に状況が落ち着いたら、まずは被害状況を確認し、証拠となる写真や動画などを撮影しておきます。
被害の証拠を残すことを必ず行ってください。状況証拠がなければ保険会社も本当に自然災害で被害を受けたのか判断ができません。
火災保険申請は、様々な自然災害の被害で使える
火災保険申請ができる自然災害など
自然災害に遭った時の保険の申請手順
受付をすると、保険会社から「保険金請求書」と「事故内容報告書」の2種類の書類が送られてきます。
リフォーム会社や火災保険申請サポートなど、専門業者に依頼して作成してもらいます。
- 修理見積書
- 被害箇所の写真
手順1にあります『保険金請求書と事故内容報告書』を記載して、手順2の『修理見積書、被害箇所の写真』を合わせて保険会社へ提出します。
提出した書類を基に保険会社による審査が行われ、書類だけで判断できなかった場合は、鑑定人による現地調査が必要な場合があります。
保険会社から審査結果が通知されます。問題なく認められた場合は、1週間程度で指定の口座に保険金が振り込まれます。
火災保険申請サポートの利用
自然災害や地震被害のあとに損害箇所の特定をするのは大事ですが、全ての傷が火災保険の対象ではありません。建物の老巧化による傷であったり、昔からある傷の場合もあります。そんな損傷を特定するのがサポート会社の仕事です。
火災保険申請サポートを利用すれば、プロが書類作成や説明を手伝ってくれるため、加入者本人の時間や労力は使わなくて済む上に、プロの視点と知識のサポートを受けられ、保険金の認定率や受取金額がUPする傾向があります。
火災保険申請サポートは成功報酬型のため、万が一審査に通らず保険金が受け取れない結果になってしまっても、利用者に無駄な費用が発生する心配はありません。
まとめ
今回は、自然災害や地震被害のときの保険申請の仕方について解説しました。状況に応じて注意点は変わってきます。被害の発見や原因の特定はもちろん、一度申請して減額されてからでは対応が難しくなるケースが多いです。そのため、まずは専門家に相談してから、サポートを依頼するか自分で申請するか選択することをお勧めします。