スノーダクトの修理は火災保険で補償される?(雪害・凍害)

コラム

雪国に住んでいるとどうしても雪の被害は避けては通れません。気づいたらお家が雨漏りしていた場合など、スノーダクトが雪の被害で、詰まっていたり、破損していたりと、多く被害が起こっています。実は、そんな災害に対して火災保険は適応しています。

この記事でわかること
  • スノーダクトの修理に火災保険が適用できる条件
  • 火災保険申請方法・流れ
  • 火災保険申請サポート会社の利用するメリット

火災保険の適用範囲

火災保険の適用範囲

火災保険は自然災害に対応している。

火災保険といえば『火事などの被害にあったときに使う、火に関係する保険』と思っている方が多いでが、実際の火災保険の適用範囲は、火災はもちろんその他の災害にも適用される場合があります。

そして、雪が原因で起こる「雪災」のトラブルにも対応していて、「スノーダクト」の被害に適用が認められれば損傷個所の修理代は補償される可能性があります!また、スノーダクトだけではなく、雪の重みで変形した屋根や、そこから水が入り込んで出来た水漏れ跡も火災保険が適用される場合が多いです。

スノーダクト

しかし、火災保険の補償を受けるには、満たしていなければならない条件があります。

このコラムにて、火災保険の補償を受けられる条件と、実際に補償された事例を紹介します。

また、火災保険申請をする際には、サポート業者を利用することで、保険金がより多く手元に残る可能性があります。

スノーダクトとは

スノーダクト

スノーダクトとは、屋根に積もった雪をヒーターや生活熱で溶かして発生した雪解け水を、中央のスノーダクトに流すように設計された雪国特有の屋根のことを指します。

このスノーダクトはとても便利なものですが、排水溝などに落ち葉やゴミがつまると排水部分が閉塞し、水がたまってオーバーフローとなり、建物の中に水漏れが発生することもあります。

冬期間は、スノーダクトの排水部分が凍結して閉塞し、気温が高くなった時に屋根の積雪が解けても排水ができず、やはりオーバーフローとなって建物の中に水漏れが発生します。

スノーダクトの配管の位置や発見のタイミングによって、損害は数万円から数百万と多岐にわたりますが、 “目安”としての費用相場は下記のようになると思われます。

たとえばスノーダクトにできた傷や排水溝の詰まりといった部分的な修理の場合。この場合、被害が発生している箇所の交換といった小規模な施工で済むため、目安として10~20万円までにおさまるケースが多いです。

ただ、あまりにも破損がひどく、スノーダクトの雨漏りが深刻になっているという場合は、スノーダクトそのもののリフォームも必要になってきます。

スノーダクトのリフォームはとても大掛かりな施工となるので、目安として100~300万円程度かかると覚えておきましょう。

修理費用目安
  • 部分交換…10~20万円
  • スノーダクトの交換…100~300万円程度

スノーダクトは火災保険で補償される?

冒頭にも述べましたが、スノーダクトに雪害等の自然災害などによる被害が発生した際に、火災保険を使って修理をすることが可能です。

スノーダクトは、雪や雪解け水を排水するための重要な設備のため、被害が発生した際には生活に支障が出る恐れがあります。しかし、火災保険を使えば修理費用の自己負担がかからない等、お得に修理ができる可能性があります。

しかし、火災保険を使ってスノーダクトを修理するには、満たしていなければいけない条件が定められています。

スノーダクトが火災保険で補償される条件

ポイント

スノーダクトを火災保険を使って修理をするには、以下の項目を満たしていなければなりません。

※重要※火災保険適用の満たしていなければいけない条件
  1. 火災保険の補償範囲内の被害による災害
  2. 火災保険の補償対象に『建物』が含まれている
  3. 被害発生から3年以内

これら全てを満たしていた場合に限って、火災保険の補償を受けることができます。

反対に、これらのうちどれか1つでも満たしていなかった場合、火災保険の補償を受けられないので、注意しましょう。

以下に詳細を記載します。

1.火災保険の補償範囲内の被害による災害

まずは、被害原因が契約している火災保険の補償範囲内の災害によるものかどうか、確認をする必要があります。

スノーダクトに発生しやすい被害として

  1. 雪の重みでスノーダクトの損傷
  2. 強風による飛来物でスノーダクトの損傷
  3. 雹が降った際に、スノーダクトの損傷
  4. スノーダクトの損傷による雨漏り

これら4つが頻繁に発生する被害ですが、これらの被害はそれぞれ

  1. 雪災補償
  2. 風災補償
  3. 雹災補償
  4. 水濡れ補償

で補償されます。

例えば、雹災による被害にあったとして、雹災補償に入っていなかった場合は、火災保険の補償を受けられません。このように、該当する被害に対する補償に入っていない場合は、火災保険の補償を受けることはできないので注意しましょう。

2.火災保険の補償対象に『建物』が含まれている

火災保険の補償対象は

補償対象
  • 建物のみ
  • 家財のみ
  • 建物と家財の両方

の3つになっています。スノーダクトは『建物』として扱われるため、火災保険の補償対象に『建物』が入っていない場合は、火災保険の補償を受けることはできないので、注意しましょう。

 火災保険の『建物』と『家財』とは?

火災保険で『建物』と『家財』とは

建物:簡単に動かすことができないもの、引っ越しの際に持っていくことができないもの

家財:簡単に動かすことができるもの、引っ越しの際に持っていくことができるもの

という違いになっています。スノーダクトは、簡単に動かすことはできず、引っ越しの際に持っていくこともできないため、『建物』として扱われます。

3.被害発生から3年以内

火災保険の申請期限は『被害が発生してから3年以内』と保険法で定められています。よって、被害発生から3年以内に申請しなければなりません。

仮に、3年以上経ってしまった場合には、時効となり保険申請できなくなってしまうので注意が必要です。

スノーダクトが火災保険で補償された事例

雨漏り

実際にスノーダクトが火災保険で補償された事例を紹介します。

雪の重みでスノーダクトの損傷(雪災補償)

雪の重みでスノーダクトが曲がってしまった場合は、火災保険の雪災補償にて、火災保険の補償を受けることができます。

スノーダクトは、雪解け水などをしっかりと排水するため。少しでも被害が発生すると、そこから様々な二次被害が考えられます。冬を超えて雪が溶けきったら、申請サポート業者の無料調査にて専門家に調査してもらうことをお勧めします。(雪災・ひょう災による損害)

強風による飛来物でスノーダクトの損傷(風災補償)

強風による飛来物で、スノーダクトが損傷した場合は、火災保険の風災保証にて、火災保険の補償を受けることができます。

風災によってスノーダクトに被害が発生した場合、その被害箇所に雪が積もって二次被害が発生する可能性があります。

台風や強風が吹いた後には、サポート業者の無料調査にて、専門家による調査を受けることをお勧めします。(台風・竜巻等による損害

雹が降った際に、スノーダクトの損傷(雹災補償)

雹によってスノーダクトに被害が発生した場合には、火災保険の雹災保証にて、火災保険の補償を受けることができます。

雹に関しても、強風同様に損傷箇所からの二次被害が発生する恐れがあります。

特に大粒の雹などが降った後には被害が発生している可能性が高いため、雹が降った後にはサポート業者の無料調査にて、専門家に調査してもらうことをお勧めします。

スノーダクトの損傷による雨漏り(水濡れ補償)

スノーダクトに雹や飛来物が当たって被害が発生した際に、二次被害として最も多いのが水漏れ被害です。

雨漏りによって壁紙や天井、クローゼットの服などに被害が発生した際には、火災保険にて補償を受けることができます。

また、天井などからの雨漏りが確認できた際には、スノーダクトに被害が発生している可能性が高いです。(水濡れ補償

スノーダクトが火災保険で補償されなかった事例

スノーダクトが、火災保険で補償されなかった事例を紹介します。

※重要※補償対象外の条件
  • 経年劣化による被害
  • 故意な損害や過失による被害
  • 被害総額が免責金額以下の場合

これらの被害の場合は、火災保険で補償を受けることはできないので、注意が必要です。

そもそも火災保険は、自然災害などを補償するための保険です。経年劣化や故意な損害・重大な過失は自然災害ではないため、火災保険の補償を受けることができません。

また、仮に自然災害による被害であったとしても、被害総額が免責金額以下の場合、火災保険の補償を受けることはできません。
ここで言う免責金額とは『この金額の損害までは自己負担しますよ』と言う基準のようなものです。

 免責金額は人によって注意が必要

免責金額は、人によって設定された金額が変わってくるため、注意が必要です。

  • ここ数十年保険を見直していない場合:20万円と設定されていることが多い
  • ここ最近保険を見直した場合:ご自身で設定した金額

と人によって変わってくるため、注意しましょう。

ご自身の免責金額がわからない場合は、事前に保険会社に確認することをお勧めします。

火災保険の給付金の申請方法・手順(申請サポート利用)

~保険金の申請から給付(受給)までは平均1ヶ月~2ヶ月程度~

申請方法・手順
  1. WEBお電話からお申込
  2. 調査日の調整
  3. 現地調査
  4. 保険会社に申請(事故受付)
  5. 保険会社へ書類の提出
  6. 保険会社による審査・現地調査
  7. 結果の通知、給付金の支払い
  8. 火災保険申請サポートの報酬の支払い

💡依頼する前にやっておくべきこと

1.まずは被害箇所の被害状況の確認をする

被害が確認できた場合には、一番最初は被害状況の確認からしましょう。

スノーダクトは

  • 風災
  • 雪災
  • 雹災

など、様々な自然災害が原因で被害が発生します。

もしも被害が確認できた場合には

  • 被害発生日時や時間帯
  • 被害発生当時の天候や被害が発生した原因

などをメモに残しておくことをお勧めします。

※被害の自覚症状がない場合は2へ(屋根は普段確認することがほとんどない場所のため気づかず損傷していることも多いです。)

被害状況の確認が終わったら(わからなかったら)

2.火災保険申請サポート業者に依頼

火災保険申請サポート業者による被害状況の調査を行います。ここで申請できる箇所をしっかりと調査いたします。

スノーダクトの多くは

  • スノーダクト自体の損傷
  • スノーダクトの排水機能の低下による雨漏り

などになると思います。スノーダクト被害はご自身で確認しずらく、確認する際に危険が伴う場合があります。そのような場合は無理にご自身で確認せず、火災保険申請サポート業者の専門家による調査をしてもらいましょう。被害が確認しづらい箇所もしっかりと調査致します。

火災保険申請サポートがなぜ必要なのか

損害保険会社側には”損害保険登録鑑定人”がいますが、被災者側の立場にたったサポーターが存在しません。請求をする準備段階である建物損傷/損害調査、また被災状況の確認資料作成等を親身になってアドバイスしてくれる専門家が不在です。そこで被災者の立場にたって一連の保険請求業務をサポートしてくれる存在が必要になってきます。 損害箇所が補償の対象か、保険金がいくらかを判断するのは、保険のプロである保険会社です。素人がプロを説得して保険金をもらうという時点で、審査落ちのリスクも高く、加入者側がかなり損をしやすい構造です。

私共、火災保険の調査のプロが基準に基づき、客観的に調査、診断致します。

火災保険申請サポートがなぜ必要なのか

まとめ

スノーダクトは、設定された条件を満たしていれば火災保険の補償を受けることができるため、お得に修理ができます。

高所による作業のため、実際に修理をするとなるとかなり高額なため、保険が使えればかなりお得ですね。

もちろん、火災保険は自然災害で被害を受けた時に使う物ですが、築年数が15年以上経っていると、少なからず雪害や台風による損害が出ている事がほとんどです。住んでいて気づかない様なちょっとした傷でも使うことができますので、専門業者にご相談されるのもいいかと思います。

お問い合わせを頂きましたら、全国の現地調査員(自然災害調査士などの専門業者、地元工務店、工事業者など)と連携し、すぐに調査にお伺いします。もちろん「完全成果報酬制」のため調査費用は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

申請をお考えの方はもちろん調査をご希望される方はお気軽にご連絡ください。

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